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the way of thinking
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先週友人に5000円貸してと言われたので、お金を貸しました。
来週返すと言われました。
返す日の前日になり、分割の2500円でいいかと言われました。
当日になり、2000円渡され、500円はまけておいてと言われました。

お金を貸すと、その人のありの姿が見えました。

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Objectivism(オブジェクティビズム)を辞書で引くと、客観主義、 客観論 と出てくるのですが
実はそれ一言では言い表すことができない、もっと秘めた意味があるようです。

Ayn Rand(アイン ランド)というアメリカの作家なしに、Objectivismは語れません。
彼女の小説は、Objectivismという哲学的思想をベースにしています。

実は、Ayn Randさんという作家さん、私は全く知りませんでした。
私が知ったのは、ObjectivismOnline.Netという、サイト。

ObjectivismOnline.Netはオブジェクティビストたちが、(もちろん全員ではないけれども)
ディスカッションしたり評論したりするオンラインコミュニティです。

色々なカテゴリーがあるのですが、わたしの興味は Ethics カテゴリー。

今度、どれかひとつを取り上げてみますね。



 

THE ALLIGATOR RIVER STORYを訳してみました。

~ここから~

むかしむかし、グレゴリーという男性と付き合っているアビゲルという女性がいました。
グレゴリーは川の岸に住んでいました。アビゲルは川をはさんで反対側に住んでいました。
恋人同士を分ける川には、人食いワニが生息していました。
アビゲルはグレゴリーと一緒にいたいから川を渡りたかったのですが、運悪く、橋は流されてなくなっていたのです。

アビゲルはシンドバッドという船頭に川の向こうに連れて行ってくれるよう頼みました。
シンドバッドは、もし自分と寝たら、連れて行ってやるといいました。
アビゲルは即座に断り、イバンという友達のところに行き、この話を言いました。イバンはこの状況に全くかかわりたくありませんでした。
アビゲルはもう、シンドバッドの要求を受け入れるしかない、と思いました。
シンドバッドは約束どおりアビゲルと寝た後、グレゴリーの腕へとアビゲルを届けました。

アビゲルがグレゴリーに、会うため川をわたるには何をしなければならなかったのかを話すと、グレゴリーは彼女を軽蔑し、見捨てました。

心が落ち込んで落胆したアビゲルはスラグのところにいきこの悲しい話をしました。スラグはアビゲルに同情し、グレゴリーを探し出しグレゴリーを殴りました。報いを受けているグレゴリーをみたアビゲルはとても喜んでいました。
日の出とともに、グレゴリーを笑うアビゲルの笑い声が聞こえました。

~ここまで~

というお話です。
うーん、変なはなし・・(@_@)
でもディスカッションするには面白い話です。


さて、私は以下のように、ランクをつけました。

(もっとも許せない順)

1・・アビゲル
2・・スラグ
3・・シンドバッド
4・・イバン
5・・グレゴリー


■■5人を上記のようにランクした理由

まず、グレゴリーの言動は5人の中で一番まともだと思った。
彼女が他の男性と関係を持つような、そんな女性は、たとえどんな理由があろうとも、おかしい。グレゴリーが彼女を軽いと見切ったのは正当な考えであると思う。よって、5。

イバンも、特に誰かを傷つけたわけではない。
問題に関わらなかっただけであるため、少なくとも、残りの3人よりはましである。4。

シンドバッドの言動は、確かに首をかしげたくなるし、卑猥であると思うが、世の中このような誘惑は数多く存在する。重要なのは、誘惑をかけてきた側ではなく、その誘惑に乗るか乗らないかを選択する自分自身の判断である。現に、シンドバッドは、アビゲルに提案をしているだけであり、アビゲル自身に選択権を持たせているため、アビゲルよりは、ましであると考える。3。

スラグは、いくらアビゲルに同情したと言えども、人間として人を傷つけたり、殴ったりすることは最低であると考える。よって2。

スラグとアビゲルで、1,2、を迷ったが、同じ女性の視点より、アビゲルを1、スラグを2に置いた。


アビゲルは、5人のなかで、もっとも腹立たしく、理解しがたい行動をとったため、1。

彼女には彼氏であるグレゴリーをリスペクトするかけらもないし、自分自身どころか彼をも大切にしていない。
また、本来ならシンドバッドの要求(別の男性と性的関係を持つこと)の他にももっと手段を考えるべきであって、最終的にその手段を選んだ彼女の選択があまりにも軽率すぎ、同じ女性として、アビゲルを1に持ってこざるを得ない。




こんな感じです。

ちょっとだけ、ネットで調べたんですが、みんな、色々ランクをつけてます。
あぁ、わたし、高校生のとき、どういったランクつけたのかしら。。

気になるわ。。屋根裏部屋にいって、ちょっと当時の資料を探してみようかしら!


ちなみに、他の人の意見。。

1: Sinbad 2 : Gregory 3 : Abigali 4: Ivan 5: Slug
1: Abigali 2: Ivan 3: Gregory 4: Slug 5: Sinbad
1: Abigali 2: Gregory 3:Ivan 4: Sinbad 5: Slug
1: Abigali 2: Gregory 3:Sinbad 4:Ivan 5: Slug

ちょっと、理由づけが、私のわからない言語で書かれていた為、英語で理由教えてっていってるところです。
返事くるといいな・・。









THE ALLIGATOR RIVER STORY  を知っていますか?

この話には登場人物が5人、出てきます。
話を読み終えて、誰に一番、賛同するか。
次に賛同できるのは誰か、5人全員に、ランクづけをするのです。

次に、小グループになり、自分の意見を出し合います。
何故、この登場人物を1番にしたのか。
この登場人物が取った行動は、モラル上、どうなのか。

小グループで結論を出し、代表者を一名決めます。
そして代表者が、クラスの前で発表します。


モラル教育もさることながら、
自分が何に重きを置くか、違って当然の価値観や考え方を、
いかに明確に相手に伝えるか。
自分とは違う意見を聞いて、納得させられたか。
自分の価値観を変更する発言があったか。

そういったことを学ぶ、良い機会になるわけです。


最後に、クラスの発表が終わると、
もう一度、自分でランクづけをします。

最終結論は、どうか。
自分の意見は首尾一貫していた?
他人の発言に共感し、変更したか?

・・
なかなか、興味深いお話です。

大学でも使われているようです。


気になる話の内容ですが、検索すると、有名な話なので
でてきます。是非チェックしてみてください。

 



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